場所:未踏の遺跡群(詳細記載なし。)
密林のように深く、なんでも見通すほど澄んだ緑色の眼を持った竜が居る。
遭遇場所:深海の大神殿
海面の天井が見える、大神殿の上部で見つけたのは、沈没した船の残骸らしき木っ端の山。
その中にあったのが、大きな女の顔をした木片。船の船首についていた像。
幸運の女神、と呼ばれていたそいつは、百年もの間海を渡り、人々を陸から陸へ渡していた。
多くの人々の祈りを聞き、声を聞いてきた。だが、沈んでしまった。
青竜に会いたかった。けど、会えなかった。
11月20日が、その船が初めて海を渡った日だったという。
なので、一年後の11月20日に、船を作ることにする。
遭遇した場所:人魚の入り江
上半身は人の姿のようではあったが、その肌は青白く鱗に覆われており、
黒い髪に、眼は赤く、丸い魚眼。耳の後ろにエラがあって、おおよそ可愛いとはいえない部類の、人魚だった。肉食獣のようだった。魚だから、肉食魚?さめ?
下半身は黒いタコのよう。その周辺は夜でも澄んでいる海が、黒くなっていた。
身体を捕らえるタコの足のような触手の力は強く、成人男性以上と見られる。引きずり込む力はそれ以上。
砂場の多い地に現れるのか、岩場でも現れるのかは、判らないが、注意が必要。
ゲラララララッというけったいな笑い声が特徴的。
場所:未踏の遺跡群(SEA)
未踏の遺跡群の中で、四つの道から繋がる星見のために作られたのだと思われる場所がある。
東西南北を示す場所に巨岩、そこから四つの道が外側に伸びている。
四つの巨岩が囲むは、円形の舞台。闘技場の舞台に似ている。
その中心までコンパスを持って言ったところ、そのところでクルクルと針が回ったので、
ここを遺跡の中心であり、世界のヘソだということにする。月は明るく、丁度天高い位置していた。
ルドゥの魔法、魔素を使った印の術で、ここが世界のヘソであることを示す「ヘソマーク」をつけておく。
世界のヘソを一緒に決めた人:ルドゥ
入手場所:深海の大神殿
深海の大神殿の壁にあった、貴石。
始原の魔力よりも深く、生命力の源とも思われるほどの力強さを持った石。
シェンティ曰く「深海、太古から生きていた存在」との事。その通りだと思う。SEAにならば、あるのではないか、と思っていたものだった。
壁に埋め込まれている間、色んなものを阻む皮膚のような存在だった。その向こう側にあった石。等間隔に並んでいたうちの一つ。
壁はペンを弾いたり、ナイフを水の中に突っ込んだようにまげて見えたりと、まるで水のようだった。
魔力の皮に触れれて突き進めば、その先は深海の冷たさ。氷ではなく、冷え切った重たい水の冷たさだった。圧迫する水の流れといい、まさに海底だったんだ、あそこは。それを生み出していたのが、この石。
石の一つを剥がした後は、そこの部分だけぴかぴかでなくなり、海に囲まれた陸のようになった。
一緒に手に入れた人:シェンティ