遭遇した場所:大迷宮
対の神殿を探しているときに、見たこともない文様が刻まれた柱を見つけ、
その柱をメモしていたら、何かしらが「はまった」。
以降、俺が見たのは
浮浪者になり物乞いとなって死ぬ自分
探索をやめて、戻る途中にトラップの矢に頭をぶっ刺されて死ぬ自分
体内の腫瘍が見つかり絶望して死ぬ自分
町はずれで辻斬りと切り結び死ぬ自分
溺れ死ぬ自分
おぼれ死にかけた自分を助けて溺れ死ぬ自分
そして、呪いに敗れて死ぬ自分。
など。
すべてを振り払って生き抜いた自分は最も罪深い。
黄泉の路、決して振り返ってはならないといわれた伝承の道を思い出す。
人殺しといわれるも
何をいまさらと鼻で笑えてしまうのは
確かに罪深いかもしれない。