遭遇した場所:がぁら近海
一緒にいた人:ダンケル
クラーケンを探しにがぁら近海へと出る。ダンケルがイルカの形をした疑似餌を骨で作り、釣りを開始したところ、触手が海の底からぞろぞろと現れた。大量の赤黒い触手に吸盤。タコとかイカとか、そういうレベルのものじゃなかった。
腐臭のような異臭を放ち、船の残骸やら銛やら腐肉やらでできた小山のような生物が現れた。
目は白く濁った生き物。
クラーケンなのか何なのか分からないが、だいぶんやばい生き物だったのでダンケルと一緒に倒す。
眉間をぶち抜いたら、こぶし大のアンモナイトのような生き物が出てきた。そいつが抜けると、小山ぐらいの生物だったものは、ただの腐肉やらゴミの残骸ばかりになった。
アンモナイトらしき生き物のカラは固く、爪で突いたにもかかわらず傷一つなかった。ちょっとかまれた。
噛みつくにとどまらず触手で左腕に絡みつく、並々ならぬ活きの良さ。もしかしたら、こいつが元でいろんなものをくっつけてあのような巨大な魔物になったのかもしれない。
滝で身を流し薬湯につけられてようやっとにおいが抜けた。