交わした場所:噴水広場
交わした相手:テイクアウトのトール.
俺がやりたい事が終わったら、トール.の所に酒を持って遊びに行く。
場所、大きな湖のある山。
その夜、色々とこみ上げるものがあった。
寝付けず、浅い眠りを繰り返した後の夜明け前。
降りたロビーに居た、剣士風情の男と話をする。男は、事の始終を知っていた。直接その場に居たわけでもないが、道中話に聞いたのだと。
俺は色々悔やまれると言った。今までも悔しいと思った事はあったが、今日感じたその悔しさや不甲斐なさは、今までとは全く違う部類のものだ。勝った、負けた、でもない。謝罪とか感謝とかでもない、なんか言葉にしづらいものだった。
三本目の煙草を吸いながら、剣士の男は「若いなあ」と言った。
俺も自分がガキだなあ、と思った。判ったつもりでいても、何もわかっちゃいない。
何が判ってないのかも、今はまだ判らないが、以前に言われた「シンプルすぎる」が故に、わからなくて、ややこしい。
今一度、色んな事を考え直してみようと思った。
この記事にトラックバックする