ラウラに依頼。期限は無期限、数の指定もなし。
ただ、「自然を代弁する歌」が欲しいことを伝える。
歌
物語を歌うもの、曲を奏でるもの、歌を歌として歌うもの。様々な形がある。
歌は古くから神や自然を崇めるに踊りとともに使われている。
砂漠を歩いている時に、ちょっと考えていた事があった。
その考えてる事に関して、突き詰めようかと思ったけど、それは一旦やめた。
もう暫く考える。
かもしれない。
オアシスで一つのキャラバンが居た。
その人たちが奏でていた音楽は、昔故郷で聴いたことのある音楽だった。
懐かしさを感じた。
場所:最期の迷宮
今はその跡しかない古代王国。その程近くには、海があったといわれている。それを示すように、魚や貝と思わしきものも発見されているらしい。
だが、徐々に海が引いていった、という経緯は見られず、「干上がった」もしくは地盤沈下により海が「落ちた」と言われている。
どちらか断言は出来ないが、その昔あったであろう海の海水が流れ込んだ湖が、この海水の地底湖。
底は見えず深く黒く、本来の海のように満ち引きの動きは見られず、また風も流れないため塩辛くムワっとした空気が充満している。
生物の姿は、見た限りでは発見できていない。
埃、微生物程度は居るかもしれない、という見解を貰う。
後日、またここについては詳細を調べたい。